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電気のお役立ち情報

電気の器具に関するあれこれ

コンセント電気工事の風景 サンタステクノ株式会社 電気のお役立ち情報

こんにちは、今日は日常生活に欠かせない電気機器の基本用語、特に「配線器具」に焦点を当ててご紹介します。このカテゴリーには、コンセントやスイッチ、テレビコンセント、通信のためのモジュラージャックなどが含まれますが、これらは一般にはあまり聞き慣れない用語かもしれませんね。コンセント、スイッチそれぞれにたくさんの種類があります。

まず、一般の住宅で一番多いのが、100Vのコンセントです。2口のタイプが一般的です。このコンセントは、定格電流が15Aです。15A以上流れる可能性がある機器のためのコンセント、具体的にはエアコンで主に使われますが、20Aまで流せるコンセントは、差込口の形状が少し違います。ILコンセントと呼ばれるコンセントです。ある程度容量の大きいエアコンで主に使われます。エアコン以外で見る機会はないのかなと思います。20A以上の電流が流れる機器としては、IH用の30Aのコンセントがあります。普通の住宅においては、これ以上大きなコンセントが使われることはまずありませんが、電気自動車の中には60Aの容量のものもありますので、今後変わってくるかもしれません。そのくらいの容量になると、大本の設計に影響を与えるため、事前にしっかり考慮しておく必要があります。

100V 2口コンセント
100V 2口アース付コンセント(ほかにもいろんな種類があります)
200V 2口アース付コンセント

また、アースがつくのかつかないのかという違いもあります。キッチンのコンセントでは、アース付にすることが多いです。新しく配線する場合、洗濯機のコンセントと、トイレのコンセントは必ずアース付にします。その他食洗器やIH、エコキュートなどの大型機器もアースを持って行きます。これは安全のためで、なぜアースを取ると安全になるのかというのは、また今度解説しますが、アース線がついている機器はアースをつないだ方がいいです。アースはつながなくても普通に動きますので、面倒くさがってつながないことも多いのですが、しっかりつなぐようにしてください。ただ、パソコンやその周辺機器の電源コードにもアースがついていますが、正直そちらは私は気にしてません。安全のためのアースではないですし、機器のパフォーマンスに影響を及ぼすことも、通常の仕様であればないのかなという気がしています。ここに関しては今後調べてみようと思います。とにかく、洗濯機のアースは安全のためについているのに対して、パソコンのアースは機器の安定した動作のためについています。性質が少し違うのです。オーディオ機器に関しては、ノイズを敏感に拾うので、アースをとるのと取らないので如実に音質に差が出ることがありまが、一般住宅では特殊な例でしょう。

壁についている差込口をコンセントと呼びますが、機器から出ている、コンセントにつなぐ電線は、プラグと呼びます。どちらもコンセントと呼ぶことも多いのですが、正直どちらもコンセント読んでいいと思います。通常それで問題になることはありませんから。ただ、ここでは区別しておかないとややこしいので、機器から出ている電線をプラグと呼ぶことにします。このプラグですが、100V用と200V用で形状が違います。200V用は通常エアコンのコンセントでしか目にすることは無いと思います。頻繁に抜き差しするものでもないので、なじみがないと思いますが、最近は200Vのエアコンも多いので、リビングのエアコンは200Vという家庭も多いかと思います。

100Vと200Vというのは、意外と説明が難しいものです。大体の住宅には200Vの電気も来ています。が、これは動力とは異なります。動力という言葉も聞きなれないかもしれませんが、そういうものもあると、とりあえず深く考えずにいてください。

スイッチに関しては、最近はデザイン性の観点からたくさんの種類のものがあります。コンセントもたくさん種類があるのですが、スイッチ程目立たないので、スイッチのデザインにそろえてコンセントを決めるというのが一般的なのではないかと思います。センサー付きのスイッチも種類が豊富です。スイッチはこだわり始めると意外と沼です。

デザイン面は置いておいて、スイッチ自体にもいくつか種類があります。が、専門的になるので、これもまたの機会に説明したいと思います。

この記事を通じて、次回はエアコンのアース問題についてお話したいと思います。配線器具に関する基本情報をお届けしました。次回もぜひご覧ください。デザイン面は置いておいて、スイッチ自体にもいくつか種類があります。が、専門的になるので、これもまたの機会に説明したいと思います。

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